ふじさわ防災ナビジュニアとは
「藤沢市防災安全部」と「藤沢市消防局」の監修のもと制作したアイテムを「藤沢市教育委員会」から市内の全中学校に配布する共創事業です。
プロジェクト概要
藤沢市のハザード情報を教材に落とし込み、全中学校に配布し、授業に使用します。さらに、これらの教材やアイテムを生徒が自宅に持ち帰ることは、学校のPTAを通じてご家族に共有されます。そして、教材は授業を受け防災の知識とアイテムを持って帰った後に家族会議が行える内容になっています。家族の自助力と地域に広がった共助力が強化されることを見込みます。もし藤沢市に災害が起こった場合でも、自助共助の強化がされた状況であれば、行政の支援にも時間的猶予があり選択肢が増えます。このような好循環を目指します。
発行部数 | 20,000部 |
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配布先 | 市内の全中学校 |
生徒数 | 約13,500人 |
教材 | 全学年に配布(2,3年生は,防災ガイドのみ) |
配布方法 | 全生徒に担当教師より配布 避難訓練や総合の授業に使用 |
配布日 | 2024年3月29日 |
規格 | ◯ 防災ガイド:A4フルカラー(約50ページ構成) ◯ 防災MAP:A2フルカラー ◯ オリジナル防災BOX:A4フルカラー ◯ グッズ:付録 防災グッズ ◯ 防災アニメーション ※ストリーミングの配信 |
その他配布先 | ◯ 市役所 ◯ ご協賛企業・団体など |
配布教材
導入 防災アニメーション
第一話「地震」編
横浜に住む中学生である横峯駆は転校してきた浜音響とクラスメイトと共に横浜みなとみらいを訪れる。そんな中、関東沿岸部を中心とした大地震が起こる。
第二話「風水害」編
避難所へとたどり着いた駆と響たち。駆は家が倒壊し父と母ともに連絡がつかず不安の中にいる。混乱の中で冷静に対処した響からは、かつての巨大台風による自身の被災経験が語られる。
第三話「避難所」編
避難所での生活も次第に慣れ少しずつ日常を取り戻していく駆。しかし、未だに父と母とも連絡の取れない中、妹の面倒や見知らぬ避難者達との共同生活でストレスに苛まれていく。
知識 ふじさわ防災ナビジュニア ガイド
藤沢市監修の「ふじさわ防災ナビジュニア」は襲ってくる災害に特化した内容で、3章から構成されています。各章を各学年で使用することで3年間使用でき、1,2年次は理科単元、3年次は道徳単元など、クロスカリキュラムで防災が学べる仕組みになっています。また、GIGAスクール構想で活用できるように、ページの各所にQRコードを配置して読み取ることで関連動画を視聴することができます。(1年:地震,津波,火災 2年:風水害 3年:自助・共助・公助)
【監修:藤沢市 校閲:東京書籍㈱】
主体性 ふじさわ防災MAPジュニア
自分の住んでいる家の災害リスクを調べることができます。近くの避難所や避難所までの経路を想定し自分で考え、いざという時に行動できる力を身につけます。
【制作:㈱ゼンリン 情報提供:藤沢市】
意識 ふじさわ防災BOXジュニア
自分で組み立てられるお手軽な備蓄ボックスをご提案です。避難所に準備されにくいオリジナル備蓄品を自ら考えて収納できるこのボックスは、災害時の備えとして非常に便利です。また、自分だけでなく家族全員で防災意識を高め合うための、ツールとしてもご利用いただけます。
興味 非常用 食器が作れる 繰り返し洗える 折り紙
スポーツ、アウトドア、緊急時に大活躍する携帯食器を作れます。折り紙特殊素材で洗って繰り返し使える上に、熱湯消毒、台所漂白剤での除菌・漂白、そして食器用洗剤での水洗いが可能です!その利便性は、どんな場面でも頼りになること間違いありません。
【メーカー:アーテック(Artec)】